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Ducato Kiryu "Timeless Stall Silk Souffle"

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商品番号 : 053050000022

Wide 60cm × Long 190cm
Silk 100%
Made in Japan

デザイナー プロフィール

COKO

武蔵美を卒業後、日本でネックウエアのデザイナーになり10年後渡米。F.I.T(ニューヨークファッション工科大学)ファッションデザイン学科を卒業し、ニューヨークで著名なコンテンポラリー婦人服のデザイナーとして7年間在籍。帰国後ネックウエアのチーフデザイナーとしてアラ商事に在籍中。得意の歌は渡米前も渡米後もキューティーハニー!(ぶれてない)

デザイナー インタビュー

シルクを起毛させた「シルクスフレストール」です。

今回のタイのコンセプトは?

桐生が何故絹織物の産地になったのかと言う歴史を調べているうちに白滝姫の伝説を知りました。 平安時代の着物や文化の発展が華々しい時代の京都の城で生まれ、その美貌から宮中でもてはやされていた白滝姫が、たまたま京都の城に奉公に来ていた群馬桐生出身の垢抜けない男の元に嫁ぐ事になりました。そのとき白滝姫が自身の着物を作るために京都の織物技術を桐生に持ち込んだと言う伝説です。 伝説で詳しいことは描かれていませんが、想像すると、好きでもない人と結婚して遠く離れた地に住むことになり、せめて何とか美しい着物を着て生活したいという白滝姫の切なる思いがあって、絹織物を作り始めたのかもしれません。華やかな京都への郷愁を織物にこめ一生懸命にうちこむ事により新しい土地で自分の居場所を作ったのでしょう。当時、織物の産地ではなかった桐生で織物を作るのはさぞかし苦労も多かったに違いないと思います。 白滝姫へのオマージュとして平安時代の宮廷着物ファッションと現代の桐生の織物の技法を掛け合わせ、ネクタイ織機を使って作成したシルク100%のレディースストールを作りました。

素材や生地、仕立ての特徴は?

平安時代の宮廷で見られる着物は色使いやおしゃれの、見せ方に凝ったディテールがあります。 女性の着物にみられる襟元や裾のあわせ部分は全体面積から見るとほんの小さな部分ですが、幾重にも重なった袿(うちき)の色の組み合わせで季節感取り入れ着物を楽しんでいました。 今回は縦糸に秋の初めの装いの紅花色の濃淡3色、白(生絹) 蓼藍x黄の5色をグラデーションで表現した特殊な縦をかけて表現し着物の裾のようにストールの端の抜き房にこの色が鮮やかに出るようにデザインしました。 平安時代に若い女性の着用していた着物のあわせの色として絵巻に描かれているものを参考にしました。時代背景から白滝姫も宮中で目にしていたのではと思います。 横糸にはモノトーンの淡いグレーから生成りまでのグラデーション配色で絹紡を織り込み、そのあと生地全体を起毛させ温かみのある薄くてしなやかな絹のストールを作りました。 起毛した部分は縦糸と横糸がミックスして柔らかな色目に仕上がり、房の部分は抜き房にして縦糸のグラデーションの色がそのままカラーが出てアクセントになっています。

製作過程で苦労したことは?

縦糸に色のグラデーションを使用して横糸にモノトーンの糸をグラデーションで織り込んだ生地を起毛してストールは作られます。経糸も緯糸もグラデーションしかもそこに起毛をかけるのですが、ここまでデリケートな作りのものは、初めてのことで起毛の加減などにより色がどのくらい出るのかはっきりわからず心配でした。 今回の特殊なグラデーションの縦糸を用意するのも時間がかかりました。 特にアルファテックスで気を使っていただいたのは経の色5色をうまく隣の色とぼかしながら調和させるように、自然に見えるように糸の割合を少しずつ変えていただいたところです。時間が通常の単色経とは比べ物にならないほどかかり、経糸成型機を独占してしますので工場泣かせでした。 また、起毛の工程でもデリケートな素材であるシルクに起毛をかけるのは非常に高度な技術が必要とされます。起毛を専門に行っているベテランの職人さんの判断によって湿気や気温を加味して起毛の加減が調整されます。そのような環境の中、シルク起毛は作られるのですが、ロットの関係で試しにサンプルで1m作るなどということができないので一気にある程度の量を制作しなければならず、うまくいくか本当にドキドキしながらの作成でした。失敗すると非常に痛手があるプロジェクトでしたが、幸いにも1回目で思っていたようなものが出来上がったのでよかったです。

出来映えについての感想は?

非常に満足しています。 縦横のグラデーションが滑らかにきれいに出ているところとシルクの光沢が起毛してもうまくできているので思っていた以上の良さが商品にでたように思います。 生地の構造は薄手に作っているので全体的に軽さとしなやかさがあり、手触り良く仕上がっています。 タテ色の着物の色の組み合わせに和のイメージが出ながらもモダンな感じに仕上がり平安時代と現代のデザインの掛け合わせができたのではないかと思います。

どんなスタイルに合わせてもらいたいですか?

モードなイメージのシンプルなニットとワイドパンツに羽織ったり、または首元にボリュームを持たせた巻き方でシンプルなノーカラーのコートに合わせたらきれいかと思います。和装の時に、肩からふんわりかけるのも良いかと思います。

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