ARA

2024.12.11 Wed

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人気スタイリスト・四方章敬氏と、ネクタイブランド「Earldom(アールダム)」が共同制作。

カシミアを凌駕するラグジュアリーな光沢とタッチ、そして今どきのファッションに映える色柄を纏った、新しい高級マフラーのスタイルを提案します!

 

 
 

ストーリー

 

1. シルクを熟知した老舗ネクタイメーカーの技術を総動員した、 美発色とラグジュアリーな風合い

2. ベーシックなアウターの好アクセントとなるよう、 仏・リヨンのビンテージファブリックから着想

3. ふんわりと起毛していながら、薄手でコンパクトに巻け、長い季節に渡って首回りのオシャレに貢献

 

 

 

 

開発の経緯

 
スタイリスト・四方章敬氏は、昨年はじめてアラ商事の「アールダム」ブランドにてネクタイをプロデュース。制作過程ではアラ商事のネクタイ作りの現場を幾度も訪れました。そうした中で、ある日彼は、アラ商事の桐生工場のショールームの端に飾ってあったマフラーコレクションに目を留めます。リッチな光沢や、ふんわりと心地よいタッチから、てっきりカシミア製と思ったそうですが、シルクと聞き彼は驚いてしまいます。

今までこんなシルク生地を見たことがなかった四方氏は、「この風合いを生かして今らしい色柄のマフラーを作れば、欲しい人は相当いるのでは?」とアラ商事の担当者たちにアドバイス。これが今回のコラボレーションマフラー企画のスタートとなりました。
 
 

デザイン・カラー・サイズのこだわり

 
特徴的な柄は、アラ商事が保管する膨大なビンテージファブリックの見本帳からインスパイア。具体的には、フランス・リヨンのシルク織物メーカーが1935-36年に作った幾何学調の柄をベースにしており、柄を大きくアレンジすることで装いのなかで埋もれにくく、長い丈のコートと合わせたときにもしっかり映えるようにしました。
色は、最近のトレンドでもある“パステルスモーキー”を中心にセレクト。華やか感がありながら、ややフェードした色調により幅広いスタイルに取り入れやすいと自負しています。
 
なお「アールダム」で展開されるマフラーは、通常33×170㎝とドレスマフラーの定番的なサイズですが、今回のコラボでは首元でのアクセント効果を高めるため、それより大判となる43×175㎝としました。昔流行った大判マフラーほど大きすぎず、扱いやすいサイズ感です。
 
 
 

シルクスフレとは?

SILKSOUFFLEを商標登録(登録番号:第5970610号)しています。程よい起毛感を特徴とするシルクの生地のこと。獣毛繊維のようにチクチクすることもない、マフラーには最適な生地です。
 
使用するのは “スパンシルク” です。スパンシルクは短い繊維を紡いだ糸なので、繊維間に空気をたっぷり含んでいます。今回のシルクスフレでは、カイコが繭を作る際に最初に吐く希少なスパンシルクを用いることで、正絹(しょうけん)に近い光沢があり、ふんわりとした風合いに仕上がっています。
 

肌にやさしいシルクスフレ
天然資源であるシルクの肌触りと風合いにこだわっています。シルクはタンパク質の天然繊維です。お肌に近いアミノ酸成分の細くしなやかな繊維です。皮膚への刺激が少なく肌に優しい素材です。
 
感動の肌触り
シルクを起毛して作ったシルクスフレはしっとり柔らか極上の肌触りです。獣毛によくあるチクチクした感触がないので敏感肌の方にもお勧めです。
 
心地よい暖かさがあります
シルクスフレの暖かさ、快適にお使いいただけます。
 
軽くてふわふわの柔らかさ
シルクの細い繊維が独特の柔らかさと軽さをだしています。その感触はまるでお菓子のスフレの様にふわふわです。シルクスフレマフラーは、たたむとコンパクトになるので持ち運びにも便利です。
 
起毛・カット のこだわり
織り上げたシルク生地を起毛工場で起毛します。良い毛羽立ちで仕上げるには、その日の天候などで起毛具合に影響が出ます。熟練された職人の機械操作などの感覚が重要になってきます。

起毛された生地は、職人によって、1枚1枚、丁寧にハサミでカットされます。仕上げの最終工程の起毛生地カット作業は技術を要します。マフラーの房部分も1本1本丁寧に糸抜きをする事で繊細な「房」を作り上げます。
 
 

製織のこだわり

生地を織り上げたのは、アラ商事の桐生工場にある織機。こちらはネクタイの複雑かつ立体的なジャカード柄を表現するのに適した織機で、シルクスフレのふんわりとした風合いを引き出すべく、ゆっくりと織り上げました。今回の糸はわた段階で染め上げるトップ染のため、糸自体がメランジ感ある色合い。加えて全体的にスモーキーな色調のため、柄が沈んでしまう可能性もありましたが、タテ糸にシルバーやグレーの糸を使用したことで、ニュアンスある色合いを守ったまま、綺麗に柄を出すことができました。

LINEUP

【スタイリスト四方章敬氏 コメント】
ビジネスで使える定番色なんですが、柄が大柄でビジネススタイルのアクセントとして使いやすい1枚です。ネイビーコートと合わせるとグレーの柄がアクセントになります。
 
 

【スタイリスト四方章敬氏 コメント】
こちらもビジネスでもカジュアルでも使える1枚です。コートスタイルの時、どうしても暗くなるイメージですが、明るい茶色のマフラーをすることで華やかになります。少し派手だと思ってる方には、裏面のこげ茶色の方を表側に使っても良いです。
 
 

【スタイリスト四方章敬氏 コメント】
今シーズン、個人的に気になるパープル。パープルはネイビー、グレーとも相性がよく、今回はグレートーンのコーディネートにアクセントとしてパープルを差してエレガントな感じを演出。
 
 

【スタイリスト四方章敬氏 コメント】
グレーのマフラーは表と裏でトーンが違うので、様々なコーデとも合わせやすい一枚です。カジュアルではライトグレー、ビジネスでは濃い方のグレーと使い分けるのもおすすめです。
 
 

【スタイリスト四方章敬氏 コメント】
注目を集めているペールトーン。ニットやシャツでもこういった色は最近よくみます。グリーンのペールトーンは意外とどんな色とのアウターとも合わせやすく、柔らかい印象をプラスできます。今シーズン的な着こなしになるのでおすすめです。
 
 

【スタイリスト四方章敬氏 コメント】
こちらもペールトーンなんですが、こちらの方は品よく見える色味です。こういったグレーのアウターとも相性が良く、ベーシックカラーの次はこういった色のマフラーにチャレンジするのも良いと思います。
 
 

【スタイリスト四方章敬氏 コメント】
こちらのオレンジもスモーキーなトーンにしてコーデにスッと馴染む様にしました。派手なオレンジでは悪目立ちしますが、このオレンジであればこういったネイビートーンのコーデにもアクセントになり馴染みます。普段ダークトーンの服が多い方、オススメです。

 

 制作者紹介

 

 

 

2024.12.11 Wed

スタイリスト 四方章敬氏との共同制作。カシミアを凌駕する“シルクスフレ” マフラー

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