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Ducato Kiryu "City of Fog"

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商品番号 : 053050000021

大剣幅 8.0cm / 全長 142cm
Silk 100%
Made in Japan
Made by Hand

デザイナー プロフィール

Y.K

武蔵美の絵画科を卒業。卒業後デザイナーとして日本の企業で働き、画家の夢を棄てきれず数年後に渡仏。パリの美術学校(アトリエ)に入り16区ミラボー橋の近くで2年間暮らし、志し半ばで日本に帰国。帰国後はネックウエアのチーフデザイナーとして活躍。アラ商事に在籍して早20数年です。座右の銘はフランスの標語である自由.平等.博愛.?ポエジーを愛するロマンチックなおじ様です。

デザイナー インタビュー

霧と桐生の自然をモチーフに表現したネクタイ。

今回のタイのコンセプトは?

桐生といえば古くから絹織物の町、山や渡良瀬川に囲まれた風光明媚な町で私たちも古くからネクタイ生地をお願いしている・・・今回その自然にポイントを絞って桐生について調べてみました。すると桐生の地名の由来でなるほど! 「霧が多く発生する土地」 霧生 という記述を発見。 その地名の由来を今回のテーマに、霧の街桐生というサブタイトルでデュカートを掘り下げてみようと思いました。 さて、僕は時々山に登るのですがすぐ目の前に湧き上がる雲や昼にはあとかたもなく消えてしまう山間にたなびく朝霧、その無形の自然現象の美しさにいつも心奪われます・・・・グレーでありながら多彩な色を感じる雲や霧の中で感じるグレー、ニュアンスのあるそんなグレーを霧と桐生の自然をモチーフに表現できたらと思います。

素材や生地、仕立ての特徴は?

色彩を感じるグレーをどう表現すればいいのか・・・・ 赤、青、黄の絵の具を混ぜ合わせるとその配分でニュアンスのあるグレーの色ができます。そのイメージをシルクの糸を使っても出来るのではないだろうか?今回は実験的にそこから初めてみました。 織物の基本になる緯糸には赤(マゼンタ)青(シアン)黄(イエロー)の糸を同時に撚り合わせ一本の糸にしたものを使用します。 経糸には無地のグレーを使い、いくつかの組織で織り上げてみて一番イメージに近いグレーとなったものが今回ネクタイ生地のベースになっています。

製作過程で苦労したことは?

桐生は中心部に渡良瀬川が流れ、吾妻山、鳴神山をはじめ多くの山が周りを取り囲む盆地になっています。吾妻山を背景に桐生の情景を具体的にすぎない程度に霧とのグラデーションをどんなふうに表現したらいいのか・・・・・。 また、緯糸で出しきれない縦方向のグラデーションをどんな形で表現するのがよいのか試験織を繰りかえしながらの進行になりました。

出来映えについての感想は?

修正を重ね、それでも織物(製紋)での霧表現に納得がいかず、織りあがった生地の上にプリントで霧の陰影を表現することになりました。 ジャカードでは難しかった暈かしを桐生の山々のシルエットに重ね、また川面に重ねたことで少々固かった輪郭に柔らかさが加わりよりグレーのグラデーションに深みが加わりました。最終の整理で生地にしなやかさを与えたことで印象は和らぎ霧に包まれた桐生の印象が半抽象のシルエットの中に表現されたのではと思います。

どんなスタイルに合わせてもらいたいですか?

ファッションの全体的流れはトラディショナルの傾向ですが、少しずつ時代はエレガントモードに移行しています。 コーディネートとしてはグレーを基調としたモード感のあるスーツに陰影のあるこの ネクタイを合わせグレーのグラデーションの表現をお楽しみいただければと思います。

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